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どうして、木の家?どうして、県産材?


信州の厳しい環境のもとで育ってきた樹木は、この信州の気候、風土に最も適した建築資材であるといえます。信州の大寒、大雪、雨風、様々な害虫から生き残ってきた「タフ」な樹木たちは、私たちの生活に様々なメリットをもたらしてくれます。

木の家は、ヒトと地球にとてもやさしいそう、木の家はやさしい
  • 湿度調節機能が優れています。空気が乾くと含んでいる水分を排出し、湿度が上がると、水分を吸収します。室内空間を快適に保つ機能があるのです。
  • 木材は水とともに、空気も含んでいます。この空気により優れた断熱性能を発揮します。
  • 木材抗菌作用により、ダニの繁殖を防ぎます。アレルギーに対する効果があります。
  • 木材は人の目に最も心地よいとされています。50〜60%の反射率で光をやわらげます。
  • すがすがしい香りにはアロマテラピー効果があり、心や身体に安らぎを与えてくれます。その空間にいるだけでリラクゼーション効果があるのです。
  • 木材はフィトンチッドという物質を発生させ、この物質には殺菌・殺虫作用、悪臭除去効果があり、人の心拍数や血圧にも良い影響を与えてくれます。
  • 環境において、空気中の二酸化炭素を吸収し、伐採されてから木材として使用されても木の呼吸は続いています。さらに廃棄されてからも有害物質を出さず土に返り、再生も可能です。
  • 信州の樹木を使うことは、信州の山々を健康に保つ事へとつながります。山々を健康に、健全に保っていくためには計画的な間伐が必要です。そして健康な山は多くの二酸化炭素を吸収し、地球温暖化の防止へとつながっていくのです。
    (間伐についてもっと詳しく:林野庁ホームページ



木の家は、地震や火災、雨や風にとても強い

木は軽くて、強い
鉄の比重7.8、コンクリートの比重2.3に比べて、木の比重はおよそ0.3〜0.8と軽量。しかし、この比重を強度で割った「引張られ強度」では木は鉄のより3倍程度強く、同様に「圧縮に対する強さ」ではコンクリートの5倍程度の強度をもっています。また、熱を加えると鉄は急速に強度が低下しますが、木材は急に低下することはありせん。さらに木材はコンクリートの約10倍の優れた断熱性能を持っています。
地震大国であるわが国では、「地震に対する心配」がまず頭に浮かぶことでしょう。しかし、過去の震災等で破損、倒壊しクローズアップされている木造住宅は、古い建築基準法のもと建築された住宅です。現在の建築基準法のもとで正しく建築された木造住宅は、木材の持つ基本性能を発揮し、地震にも大変強い住宅なのです。

加熱実験でも実証
木材は表面が炭化すると、内部まで燃焼しないという特性を持っています。これにより、一定以上の断面を持つ木材は火災に耐えうる強さを持ちます。木材、鉄、アルミニウムによる加熱実験データによると、鉄とアルミニウムはそれぞれ3〜5分程で強度が著しく低下しますが、木材は15分経っても約60%の強度を維持することが実証されています。

木造軸組構法の最大のメリット
木造軸組構法は在来工法とも呼ばれ、日本古来の伝統的な木組みを活かした工法です。コンクリートの基礎に固定した土台の上に柱を垂直に建て、梁を水平に渡し、屋根を組むものです。垂直方向の力には柱、水平方向の力には梁で抵抗するのを基本原理に、筋かいと呼ばれる斜材を数カ所に加え、さらに補強金具を使って耐震・耐風構造の強度を高めます。
大きな開口部、複雑な出隅や入り隅をとるなど平面設計の自由度が高く、さらに増改築がしやすいのが特長です。
地元の木材を使って、品質の高い住宅を、長い期間にわたって住むことが出来る。これが木造住宅の最大のメリットです。



長野県の主な県産材、4種を知ろうこんなに木がある 緑の分布図

イメージ 名 称 特徴など 主な用途
カラマツ カラマツ/
Japanese larch
辺材は白色、心材は赤色。年数が経つと樹脂が染み出て木肌が赤みがかり、美しくなる。耐久性、耐湿性に優れているが、未乾燥で使用すると、「くるい」が生じ易い。長野県内全土に生育している。浅間山や八ヶ岳等の天然林が有名。 構造材、壁材、床板等に使用。
スギ スギ/
Japanese cendar
日本全土に生育。長野県でも北信、南信に多く見られる。辺材は白色、心材は淡赤色、濃赤色、木目は鮮明。加工のしやすさから建築材として幅広く使用されている。水分を多く含む樹木のため、その使用にあたっては乾燥工程が大切となる。 建築材全般。
ヒノキ ヒノキ/
Hinoki cypress
本州中部から四国、九州にかけて分布。長野県では木曽、伊那にかけて多く生育している。辺心材の差がはっきりしない。淡黄色、淡赤色。ヒノキ特有の芳香が特徴。くるいが少なく、加工性にも優れる。耐湿、耐水性も良く、保存性が高い。木曽ヒノキは銘木として有名。 構造、床板、壁板等。
最上級建築材。
アカマツ アカマツ/
Japanese redpine
本州北部から四国、九州にかけ分布。長野県では、カラマツに次いで、多く生育している。樹皮は亀甲状にはげやすく、赤褐色。心材は黄色を帯びた淡褐色。木質は密でかたさは中くらい。カラマツ同様、くるい等の欠点もある。 梁、桁材として人気。他造作材等に使用。

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